障害者枠で入社してしばらくしてからの話

障害者枠で入社してしばらくしてからの話

生きとったんかいワレェ!

21日からついに!社会復帰致しました!
入社を決めてから入社日までにできたインターバルには、必要書類の準備もありましたが、
「二度ともうこんなに休むことないだろうから遊び尽くしてやれ!」
と開き直りブログもツイッターも更新せずに馬鹿みたいにゲームしまくってました。

楽しみにしていたペルソナQ2も楽しいし、最近はDFFOOをやり始めました。
世代的にね、ゼルとキスティス先生とザックス参戦済みと知ったらいてもたってもいられなかったわゼルはデフォルメと声がついてやっと年相応に見えるようになったね!
いつか弱くてもいいんでレノとか出して欲しいものだ。

閑話休題!
入社から数日はデスクワークとはいえ、フルタイム労働は体調がついてきてくれず、
それこそ毎日グラビデを食らっているような感覚を味わい、3日目にして早速1日休むという体たらくでしたが、ようやっと安定してきました(完治したとは言えないのが悲しい)

そんなわけでお久しぶりの今回は、
近況報告を兼ねて、実際に障害者枠で就労してみて今のところどんな感じかを書いてみたいと思います。

当然の注意事項となりますが、現在私が所属している企業と同様の対応がすべての企業様で当てはまるとは限りませんので、

良いところも悪いところもあくまで一例であることをご理解の上でお読み頂きますようお願い致しますm(_ _)m

 

 

結局どんなところに入ったのか

名前は伏せさせて頂きますが、ある大きなグループ企業の子会社へ契約社員として入社致しました。
事業内容はすっごく難しいのですが、募集は人事総務部(とはいえそっちの経験も私はないのですが)だったので、なんとなく用語を聞いて意味が想像できる程度の私でも採用頂けました。

全てを障害のせいにしてはいけないのですが、自閉症スペクトラムの傾向が強い人間は、一般常識と自分の興味のある知識とに結構な乖離があります。
なので、母に
「あんたこれ大きい会社のグループよ」
と言われるまで全然気付いてなかったし、言われても普通に知らなかったのですが、
実際入社して空き時間に分からん単語調べてたりするうちに、業界では日本を代表するぐらいに母体がでっかいと知りました。
また一つ賢くなれたね!(涙目)
そんなわけで、母体のおかげで子会社もこちらも福利厚生は一般の企業と比べると非常に良いです。
特に有給が即もらえたのが嬉しかった…体調ほんと不安だったから…

人事総務部の中で、私は今新卒採用のお手伝いをメインに担当しています。
これまで就職活動を進める中で、
あからさまに腹立つ人事担当者もいれば、非常に親身になってくれる人事担当者もいると実感し、
もし事務っつって人事担当になったらそんな腹立つ担当者にだけはなるまい!と心に決めていたので、ある意味願ってもない形でした。

まあ新卒採用ってことはぼちぼち爆発的に忙しくなることが分かりきってるんだけども、今のところは平穏です。

 

 

障害者枠としてはどうなのさ

現在私の雇用枠についてを知られているのは直属の上司の方と面接を担当された方、それから人事部長くらい。
それ以外の所謂同僚に当たる人々には、上司の方々の判断の下、予め話すということはされていないそうです。
(勿論私の意向を先に聞いてくれており、私はどっちでもいいですと回答)
ただし。入社時期も半端だし、それらしいプロジェクトもないのに中途社員が私ともう一名突然入った状態なので、内心で気付いてる人はいるかもしれない、とのことでした。

で、元が大きな会社の子会社ならでは!と思ったのが、社員が出向で来ている方や派遣社員の方、入り乱れてる!
そのせいか、大概の方が一人もしくは二人くらいで昼食を食べています。

歓迎会みたいなものもなく、同部署の人すら自己紹介もろくにしてない感じだったので、今のところはそういうパーソナルな質問を飛ばしてくる人も、そのタイミングすらもありません。
ぼっち飯が苦じゃない環境は、昼休みにソシャゲしたい勢には大変有難いですね!

入社してすぐは、毎日直属の方と業務の終わり際に短い面談をし、細かなことでも気になったことや質問、嫌な点、困っている点がないかなどを相談をしてました。
勿論、その直属の方と合わない可能性も大いにあり得るので、部長のほうへ直に相談しても構わないと事前に説明頂きました。
とはいっても現状は体調こそ不安な部分がまだあれど、職務の環境的には問題がないので、毎日の面談は終わりにし、あとは都度!となったのが先週。

多分事業に関する部門の方はピリピリしてるに違いないのですが、私の部署は各分野担当を2名ずつくらいに分けて自分の分野をマイペースにこなしてるようです。
なので、分からない業務を新人だからと無理に覚えなくていいと言われて、めちゃくちゃホッとしました。
私が採用担当であるように、電話取りや入館手続きは雑務担当さんが率先してやってくださっています。

悪く言えば裁量がない。
でも、苦手なものだとしてもやらなければいけない範囲だけなんとか頑張ればいい。
その範囲だけでいいなら、時間をかければなんとかなりそうって思えるし、
これは覚えるまで少し不安ですって先に言えれば大丈夫そうかな~と思いました。

ただまあこれは通算三度目の企業で初の経験なので、本当に運がよかったわ~~と思う待遇だと思います。

ちなみに前の会社で聞いた話だと、障害者枠で雇用された方に何の仕事を振ればいいか分からない、なんて悩みがあったようですね。
今の会社も裏ではそういうのあるでしょうがなるべく期待に添えて、かつ無理なく勤めていきたいもんだ!

お読みになってる方はどう感じたでしょうか。

見ようによっては、

冷たい!とか、障害へのケアがない!

と感じられたかもしれない。

でも私は人に合わせるのに神経を使うのでこの冷たさがむしろ有難いです。

むしろ精神疾患枠でのケアなんてものは、言わなきゃ分かりっこないんだから必要であればこっちがお伺いを立てていくものだと思うので、ただ与えられる期待ばっかりをするもんじゃない、と個人的には思います。

 

 

うまくいった要因は

というわけで、今のところは順調に過ごせています。有難やありがたや。
こうして転職がうまくいったのは、所詮は運とご縁というものもあると先に言っちゃいますが。
しかしながら運だけでもないと思います。

内定をもらうまで、細分化すれば様々なステップがあります。
そのステップを私なりにちゃんと考えて真面目に踏んでこれたからこそ、内定までこれたのだと思います。もう一つ内定もらってたしね!

そんでもってその第一歩は間違いなく、
「障害者枠という選択を考えた」
になるでしょう。

何度か書いてますが、
自分は人が当たり前にできる・知ってることができない人間ということ、
それが社会においては排斥される側にもなり得る立場であると真正面から受け止めるのは、時間と勇気がいりました。
(体が本格的に壊れる前に向かい合う治療ができてたのは間違いなくラッキーですね)

しかもこちとらオタク趣味ですから。
アラサーである私の世代の思春期時代では、今ほどオタク趣味に寛容な世の中ではなかったのと、当時の家庭環境や単純に同学年の素行がやばかったので、排斥されまくってました。
そのことを、治療の為とはいえ改めて認めるのは、嫌でも当時を思い出してしまったし、まるでこっちが悪いみたいでくやしくもなった。

障害が分からなかった新卒時代に文字通り泣くほど怒鳴られたこともトラウマで、
働きたいとは思ってるけど、こんな私なんかが働けるのか?と思いもしました。

しかも、それだけしんどいって思ってても、本来なら手帳いらないレベルの障害って断言されてますからね…。

しかしながらそれを上回る気持ちで、
私は会社に雇用されて任された仕事を懸命にこなし報酬をもらうのが、大好きだという自覚がありました。
そのへんは、
めっちゃブラックだしいじめられてるし成果も出ないけど、仕事自体は面白いと思えたっていう新卒時代が背景にありそうな気がするし、
家が貧乏で、嫌だろうが何だろうが将来は労働が当然だという価値観が自然と身に染みていたとかもあるかもしれない。

兎に角、自分の事はどうでもいいけど、人に頼まれたことには全力を尽くしたい、根っからの社畜根性なのです。

 

 

ポガティブにいこーぜ!!

俗世に戻ってくると、世の中が凄いスピードで障害者を含む少数派を真っ当に巻き込む方向に進んでいました。多様性を認めた社会、ダイバーシティっていうんだってね(調べた)

そんな訳で、あえて誤解を招く表現にもなることを覚悟で気持ちを正直に書くと。

障害者枠に精神疾患が入って!

発達障害というものが多少世の中に聞こえるようになり!

障害者枠の雇用実態がニュースになったばかり!

しかも雇用しなきゃいけない人数の規定も上がったらしい!

体と心を壊しちまった、けど働かないと金がない今!

乗るしかねえ!このビッグウェーブ!!!

就活中はそんな感じのテンションにたまになって、自分を鼓舞してました。
躁鬱が出てるような気がしなくもないけど、見事乗れましたわビッグウェーブ!のたぶん前の方!

少なくとも「うつは甘え」とか言われてた時代に比べれば滅茶苦茶転職しやすいのは確かだぜ!
悩んでる人はとりあえずハロワ行ってみるだけでも損はしないんじゃねーかな!

 

 

でも決め手は多分ここだと思う

とまあそんなラッキー時代に乗っとくかってのも、もちろん本音です。

が、やっぱり障害者枠で働くと決めた一番の理由は、

「元来の性質による理由ですぐにできない業務が発生する可能性があること。それによって一度身体を壊し、回復傾向にあるとはいえ懸念は今もあること。それを企業に前もって知らせるのが雇ってもらう上での誠実さである」

と、私は考えたからです。

だって私がその業務やると説明を理解するのに三倍かかるんだよ?

じゃあ他の人にやらせて別の仕事三つやらせた方が費用対効果が高いでしょ!!
ゆっくりでいいからやっといてほしいとかなら兎も角、それが前もって分かってて言わないの誰の得にもならないじゃん!!?

第二の理由は、

「どうせ私は誰に何言われようとオタクだし発達障害だし、考えなしに口に出しちゃう癖もあるんだから、最初から言ってしまおう」

という実に単純な理屈です。

まず前職の退職理由に適正不一致が少なからずあった以上、話さないわけにはいかない。
実際の体調不良のトドメは、クソ野郎とペアで仕事しなきゃならなかったっていう人間関係になるのですが、知らん人のことを人前で悪く言うのは損しかないのでお口をミッフィーにしました。

 

みんな死んだ甲斐があったな……

障害者枠で働く主な理由が上の二つなので、就活を考えたら当然

「じゃあ三倍遅くて嫌な業務は何で、ほかに何ならできんだよ」

という疑問が出て然りなので、それに自分なりにケリをつけねばなりません。
その辺からが多分第二のステップ。

こればっかりは本当に人によるのでアドバイスは何も言えないですが、
自分が職場で、なんでできないの?!と怒鳴られたものや、
何故か何回も説明聞いても分からないままだったもの、
やってると手の震えが酷くて止まらなかったものは、まぁ多分苦手だわ。
と過去の泣いた自分がヒントをくれました。

そういうものに共通することは何なのか?
それらはどのくらい時間をかけたらできるようになるのか?
それを取り除いたら働けそうなのか?
そんな風に考えていきました。

だから、無理を通して急性胃腸炎になった新卒の頃の私も、

商品が全く覚えられなくて怒鳴られまくった私も、

自律神経失調症で倒れた現在にかけての私も、

振り返ればちゃんと無駄じゃなかったぞと言ってやりたい。

この先も無駄になんかしないからな!
でもとりあえず進行形は過去にしておきたいな!体調デバフ解除してえ!

 

最後に、ぶっ刺さった話

入社にあたり、身元保証人になってもらうべく兄に会ったのですが、兄はちょっと遠いところに引っ越したばかりでした。

職場までも、立ちっぱなしで電車に乗って1時間以上あるそうです。

思わず「すごい大変そうだね」と私が言ったら、
「そりゃ大変だし辞めれるもんなら辞めたいけどそうもいかないから」
と言われたのがここ数ヶ月で一番ぶっ刺さりました。

悪いな兄貴!その書類転職用なんだ!
つまり私会社辞めたばっかなんだわ!!
必要書類を書いてもらうとき、そんな風に脳裏を横切るスネ夫がいました。
嫌味だったのか天然だったのかはちょっと分かんねーな!

ただ、それが「我慢できる」範囲なのが、やっぱり自分と感覚違うなあと思いもしたのです。

私だったら、通勤は酔うし万が一の残業のとき困るからせめて通勤は一時間圏内と速攻で絞っていたことでした。
ついでに、もし契約打ち切られても期間満了までは辞めさせられないだろうし、事務経験者という履歴がつけば今までより事務職に就ける可能性も高いはずだわ~と入社前から転職のことも考えてました。

勿論兄はもう結婚してるので、言うことはごもっともです。

これが家庭を持つということか……

と妙な感慨にも浸りました。

やべーわ結婚できる気が益々しねぇ、と悲しくもなりながら、
そういや私いつも一人で生きる方法ばかり考えて、養ってもらいたいって発想まるでねぇなと改めて思いました。

どっちの価値観のほうが良いなんて、一概に言えないのですが。
生活の為に多少の苦労も我慢しようって思える人と結婚できてよかったね、と兄にも義姉さんにも思いました。

そう、言うなればこれは、

「サンは森で、わたしはタタラ場で暮らそう!」的な考え方だなと思ったわけです。

私は家庭を持つ幸せは持てないかもだけれど、兄も私も、お互いがお互いなりにこれから幸せになれればいいねと思いました。

それではまた!
余裕ができてきたら更新していきますー!

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