就活終わったので思ったことを発信する。その3

就活終わったので思ったことを発信する。その3

ダメダメ生活の弊害が出てへこむ

ハロワで手続きいろいろしようと思ったら今日は月曜ではなく火曜でした。
このダメダメ日付感覚ちゃんと直したいからそういう意味でもやっぱ働きてえと思いました。
規則正しく生きるのにかえって仕事してたほうがうまくできるの不思議。

さて、今回は障害者枠就職活動で思ったこと第三回

テーマはずばり、企業側に障害をどう伝えるかです。

何度か過去記事でも言っているものの、一応もう一度。
私はADHDを伴う自閉症スペクラムと双極性障害の診断を受けております。
が、障害の度合いとしてはグレー、環境さえ良ければ障害なんて気にせず生きていける可能性が高いと言われてる。ついでにニートになるより働いていたいと思う社畜精神持ち。

なので、私のこの記事が万人に通用するかと言えば恐らくは異なるということをご理解の上、ご自身のことを考える上での参考程度になれば幸いです。

 

就活の基本は「私がいたらあなたの会社が儲かるよ!」

就職活動された方なら誰もが通る質問が、

・志望動機
・自己PR
・逆質問

だと思いますが、障害者枠の場合はここに当然、
「お話できる範囲で障害についてをお話して下さい」的な質問が入ります。

当然、自分の障害がどのようなものか、どんな配慮があれば働けそうなのかを話すわけですが、
障害者枠に限らず、就職活動の基礎基本なのですが、なんだかんだ大事だなと思うのが、簡潔=分かりやすく話すこと。

あくまでもこちらは配慮をお願いしながら就業を希望している立場なので、
「何ができません、これが辛いです」というお医者さん相手にするような報告ではいけないのです。

完結しちゃいましたが、私の好きな漫画「ラブホの上野さん」でも以前就活とモテ活を絡めた話が出てきておりました。(もちろん障害者枠ではありません)
関係ありませんが、私は性的マイノリティではないと思うものの恋愛的な女心も男心もいまいち分からない自覚があるので、「ラブホの上野さん」はすごく勉強になるしパロネタも面白くて大好きです。

その際の上野さんのアドバイスは、「面接官は人事という仕事のプロであって、人を見るプロではない」でした。
もし採用してその人がポンコツだった場合にお上に何か言われる可能性がある以上、例えば「東大卒だったんで仕事できるかと思いました」みたいな言い訳が欲しいのが本音。
逆に言えばどんなに魅力的な人柄であっても面接という短時間で面接官が判断することは難しく、中身で勝負するとか考えるよりもまずは見た目をきちんとして、「コイツ落とそうかなと思う要素」を少しでも削ぎ落とすことが必要。とまあそんな感じのお話でした。

少し話が外れましたが、障害者枠で就活する場合も気持ちは一緒です。
「苦手とする◯◯を考慮頂ければ、御社に貢献できます」と、相手側が儲かる語調にしなければなりません。
実際に儲かりますよとは言わないですけど、自分は貢献できる人間であるということを伝える必要があるので、障害由来の苦手をネガティブワードのまま渡すのは得策ではありません。

 

こんな感じで話したよ

具体的に私は、質問を受けた際には、

障害名
障害所以の混乱しやすいこと、理解がしづらいこと
3お願いしたい具体的な配慮3つ

という感じでお話しました。

精神疾患や発達障害での雇用の場合、雇う側も恐らく何をどうしてあげたらいいのかとても不安だと思うので、具体的な配慮内容を挙げることが大切だと思います。で、もちろんこの2と3が話せるようになるためには、自己分析が必要です。
私は、発達障害であるという診断を受けた当初から、よくも悪くも自分は何者なのだろう、何ができるのだろうという点に非常に悩んでいました。アラサーにして第二次厨二病を患った瞬間もありました。
しかしながらかえってそれが功を奏し、障害の概要を簡潔に説明できるようにはなっていました。なので1はほぼ問題なくお話が可能。
で、実際に話した2と3を大体そのまんま書き出しますと、

2「一般的に空気が読めないと言われ、臨機応変な対応や曖昧な指示が苦手です。例えば『適当にやって』と言われるよりは、その仕事にかけていい時間などを先に指定頂けると理解がしやすいです。また、新しいことを覚えるのに人よりも時間がかかる分、慣れれば手早くできるという特性があります。発達障害は、ある部分の能力が平均より優れる一方で、ある部分の能力が平均より劣る部分があるのですが、私は暗算や具体的な想像をすることが苦手です。総じて、頭の中だけでものを考えることが苦手です」

3「1、口頭指示ですと曖昧な語句が入りやすくなりますので、重要な指示の場合は、誤解や記憶違いを防ぐ為に改めてメールで頂けるとありがたい。
2、新しいことを覚えることを苦手とするので、指示をいただく際にはメモをとる時間を頂きたいことと、恐らく通常想定されるよりも長い期間、メモを見ながらの仕事が多いことへ理解を頂きたい。
3、計算が必要な際は電卓や表計算ソフトを使用させて頂きたい」

とこんな感じでした。

えっ配慮事項それだけ?と思われたかもしれません。実際言われたりもしました。
本当はADHDのうっかりぶりもきちんと話しておきたかったのですが、そうなると話すことが冗長になりすぎるのと、最終的に「落ち着いた環境で仕事ができればさほど問題は出にくいということでしょうか?」と企業側に言われて、大体そうっすね!って感じになったからほどほどにしています。
販売接客業の頃よりもデスクワーク受付業になってから、やり忘れの仕事はメキメキと減りました。変換ミスとかはしょっちゅうだったけどね!
しかしそのくらいは上司になる人に直接話して言ったほういいと思えるものが多いので、また改めて…という部分です。

 

今こそ黒歴史を解き、放つー!

2と3の答えは、うつ病患うほどの私の黒歴史の中にヒントがありました。
発達障害であることがわかってから、「ああそういえば」「今思えば」という経験が山ほどあります。
遅刻してるけど「遅刻だよ」と言われるまでそうだと気付いていなかった人として恥ずかしい過去に始まり、「あなたは人の気持ち分からないからもっと漫画読みなよ」というどうしようもないアドバイス。この辺は素直に反省すべき点もあるものの、
口頭で一気にいろいろな説明をされて気を失いかけ、マジで一瞬白目向いたこともありました。
他にも、「これ前一回教えたよね?」とか、「なんで一回でできないの?」とか「この前指示出したよな?なんでやってないの?」などなど思い出そうとすればいくらでも思い出せる罵声の数々。
できねーからできてねーんだわ!見りゃわかるだろ!!
と今なら言いたくなるんだけど、そう言えないのが社会だから、生きにくいよねぇ。

計算が苦手、というのも販売業や営業なんかだと地味に辛いポイントです。
私の場合、2分の1は50%って分かっても、「じゃあ25%は?」と突然逆に聞かれたり数字を難しくされると紙に書くか時間をかけないと分からなくなります。
「算数ドリル買えよ」と24才で言われたのは死ぬほど悔しかったし、計算時間くらいくれてもいいだろと思いつつも、普通は計算時間なんて必要ないのか、私は出来損ないなんだ、と本気で思いました。

たくさん罵声を浴びて考えて分かったのは、私は様々な物事を自分なりの順序や基準に沿って考える癖があり、それと違う方法を言われると理解ができなくなったり時間がかかるようになるのではないか、ということでした。
例えば「8×4は?」と聞かれても、マイルールにより4×8と勝手に私の頭は考えます。(多分八の段より四の段のが語呂がよくて先に覚えたから。)そして、この「ひっくり返す」分、人より答えが遅くなります。
足し算にしても、◯+◯はすぐに言えても、それに1ずつ足した数だとすぐに言えない…とか。
そしてマイルールがある分、「適当に」というルールを度外視する指示にフリーズするのではないか。

なんでそんなめんどくさく考えるの?と聞かれたら、今なら「そういう頭してる障害なんだよ」と答えられる。臨機応変に欠けるというのはこういうところにも現れるのかなぁと思いました。

 

罵声をもう聞かない為にはどうすればいいのか

さて、言われてしんどかった言葉であればこんな感じで山ほど浮かぶのですが、特に上の計算に関するマイルールなんかは、恐らく大抵の人から見たら「知るかよ」ってなるでしょう。
だから、面接の場でそんなことを言う必要はありません。

大事なのは、そういう風に自分のよく分からん特性に向き合うこと。
どうしても出てきてしまうよく分からん特性への対策を考えるくらいに向き合うことです。
悲しいけれどめっちゃ怒られたからこそ今自分のそういう特性の理解にまで到れたんだなと思うので、過去の自分の胃痛も心痛もこれから自分が幸せになる為の必要経費だったと割り切れるくらいに考えることができたら、きっと就活の準備は整ったと言えるのではないでしょうか。

そうしてまとめたものが、先の3つの配慮点でした。
実際、メモをとることは教える側への礼儀的な部分もありますが、メモをとる時間をもらうと、大抵の場合は濁流のように話されることを止めることができます。これでまず失神防止。
そして、メモは自分が見る用のものなので、あとから自分が理解しやすいルールに改変して書くことができます。「あそこにあるからね」と説明された場所を「右から2番目」などと書くことができます。

そして、「メモを見ないとすぐ内容が分からなくなる、メモを見ないと不安」というのは禁止されると結構なプレッシャーであり、苦しい点です。
いつまでもメモなんか見ているなと言われない為に手帳取得したと言っても過言じゃありません。
私の場合は正確には、即覚えられるものと全く覚えられないものがあって、後者は半年くらいはメモ見ないと自信が持てないみたいな感じです。
この能力のチグハグさは何が即覚えられますとか一概に言えないので、メモを取り、見させてくださいで済ませました。
それからメールで指示をもらうというのは、もらえるようになって非常に有難いと実感した一点です。
稀に指示を勘違いしてしまうことがあるということは誰にでもあり得ますが、メールでくれば紙メモと違ってゴミ箱に入れない限り確実に残る(おまけに日付つき!)ので、無くさずに読み直しもできるし「あれ?」と思う点は文引用して質問ができます。資料作りの指示の時は途中で理解が間違ってないか、たたき台のデータ付きで返信したこともありました。
ただ、毎回メールを求めるのは大変なので、一番最初に言ったように、「〜としてくれると分かりやすいです」というような補助案も考えておくと大切だと思いました。

 

最初に悩んでおけばあとが楽。

いろいろ書きましたが、要するにまずは自分の特性をこれまでの人生から探すことが大切だと私は考えました。社会人経験が少ない場合は、似たような経験の方の話を聞く機会を増やしたりで、自分もそういうところある!と気付きができるかもしれません。
そして、あくまでこの記事は障害者枠雇用を考える記事なので言いますが、
障害特性・それに対する希望配慮は面接でほぼ必ず質問されますが、志望動機と違って毎回同じ内容で済みます。
当たり前と言えば当たり前なのですが、ここが分かりやすく話せていれば、企業側も配慮がしやすい上に自己理解が進んでいて信頼できる(また鬱ですぐ辞めるとかなさそう)人と思ってもらえる可能性が高いです。(実際その点が評価されたと担当の方に言われました)
ついでに、一度覚えてしまえばあとの時間を志望動機や逆質問を考えたり覚えたりするのに使えます。

人によっては電話対応が苦手だったり、人混みが苦手で就業時間や勤務地が限られたりという場合もあると思いますが、だからこそ事前に目一杯考えて、自分が何が苦手か把握することが大切だと思います。

最後に個人的な意見ですが、
少なくとも就活に関しては、配慮してもらわなければならないほど自分は駄目な人間であるという考えではなく、配慮があれば普通と同じくらい働ける人間だと考えて行動したほうがいいと思います。
企業というものは雇用をすること自体が社会に対する貢献になります。一定数以上の社員数がいると規定数の障害者の雇用がない場合罰金を支払う義務が企業にはありますので、無駄金に比べれば社会貢献になる雇用の方向に動くほうが、企業にとって遥かなメリットになります。
なので、互いの障害の度合いの理解がマッチしていれば、雇用側との関係はwin-winなはずなのです。

一方的に迷惑をかける関係ではなく、企業側も被雇用者もどちらも努力をしよう。
そんな風に考えて活動できると、少し自信を持って面接にも挑めるのではないでしょうか。

 

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